音楽理論の基礎と基本的なコード進行(Part1)
音楽理論とは
音楽理論(おんがくりろん、英語:music theory)とは、音楽学の一分野で、音楽の構造や手法を理論立てて説明するもの、またその論。(Wikipediaより引用)
音楽理論を英語で表してみると「music theory」。「music」の意味はもちろん音楽。「theory」が理論という意味になります。
「theory」は元々はギリシャ語。意味は「見ること」。
つまり、音楽理論は、音楽を見るためのツールであることを示しています。
音楽を本当に理解するためには、欠かせないツール。1つ1つの音符や記号を分解し、関係性を見つけるために、音楽理論はあります。
基本的なコード進行
コード進行は難しいものもありますが、まずは簡単なものから、よく使われているものから見ていくと一見難しそうな理論も意外と面白く簡単に理解できるものです。
王道進行とカノン進行
王道進行とカノン進行の説明はこちら!
小室進行
小室進行とは、安室奈美恵さんの作曲に携わるなどさまざまな楽興を提供している小室哲也さんがよく使っていたコード進行です。
基本形のコードはこのようになっています。
一般的に暗いイメージを与えるというAmから明るい印象を与えるFに行くことでの解決感。
そして、GからCへ行くことでの解決感。
このように2つの解決感を味わうことができるため、聞き手にとってはとても心地が良いコード進行となっています。
さて、小室進行が使われてる曲ですが、「Get wild」や「恋しさと せつなさと 心強さと」などがあります。
やはり良いコード進行は、聴いてる方も心地が良いため、有名になりやすいということはあるかもしれません。
音楽理論でオススメの本
『ポピュラー音楽理論 改訂版』(北川 祐)
音楽理論を勉強したい、もしくは一から音楽理論をやってみたいという方にオススメの本になっています。
小学校で習うような基礎の基礎から学び直しができる本であると同時に、最終的にはスケールやコード進行などにつながるなど、基礎から応用までをこの一冊で網羅できるようになっています。
自分自身もこの本から始まり、音楽経験がないところからスタートしました。
今となっては、コード進行を理解できるようになりましたし、オススメの本を挙げるならば、まずはこれです。