音楽をより楽しく。。。

今は、簡単に音楽を聴くことができるようになりました。簡単に聴けるからこそより楽しく、違った視点から音楽を聴いてほしいです。

歌詞は時代とともに変化している

音楽時事ネタをピックアップ

音楽の時事ネタをピックアップしています。

また、そこで取り上げた歌手や作詞家が作り上げたおススメの曲を紹介しています。

 

内田真礼、2ndアルバム「Magic Hour」を発売。初のライブツアーも決定。

 

natalie.mu

2ndアルバム「Magic Hour」を発売するだけではなく、初のライブツアーも決定。

 

内田さんは、歌手だけではなく、声優、女優と幅広く活躍されています。

 

新曲『セツナ』は速いテンポの曲ですが、そこから繰り出される彼女のきれいな声がアップテンポにもかかわらず、聴き心地がよい歌です。

 

まだ彼女の声を聴いたことがないという方はぜひ一度聞いていただきたいです。

 


内田真礼「セツナ Ring a Bell」MV short ver.(2nd album『Magic Hour』収録)

 

メロウな曲をピックアップ

おすすめするメロウな曲をご紹介しています。メロウには、「芳醇」などの意味があります。暖かく包み込んでくれる歌が多く、夜に聞くととても落ち着くので聴いてみてください。

 

1.『YOU』(JUJU)

悲しさの表現の仕方はさまざまですが、空の青さというととてもポジティブなイメージをすることが多いです。

 

しかし、この曲の中では、悲しい気持ちを表現しています。そして、歌詞だけではなく、歌っているJUJUさんから伝わってくる悲しい気持ち、やるせない気持ちが二重になって伝わってくる曲です。

 

JUJUさんの『やさしさで溢れるように』もとても有名な歌ですが、今回は『YOU』をピックアップしました。

 

YOU -Single Version-

YOU -Single Version-

  • JUJU
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

2.『Hello, Again ~ 昔からある場所 ~』(My Little Lover)

「記憶の中で ずっとふたりは 生きて行ける」のサビの部分は、前の音と1オクターブ離れており、とてもインパクトが強くなっています。

 

しかし、Aメロやサビ以降の単調なところがあるため、普通のサビよりもインパクトが強くなっています。

 

この技術はミスターチルドレンの歌にもたびたび見ることができます。

 

ぜひ一度聞いてみてください。

 


Hello, Again ~昔からある場所~ - My Little Lover - ap bank fes 11 LIVE

 

歌詞も時代によって変化している

今の音楽に歌詞は必須のアイテムといっても過言ではないです。

 

クラシックやインストと違い、歌を通じて何かを訴えかけてる歌が流行っている。実はこうした傾向は最近になってで、それまでは日本ならば今の演劇などの語り手として歌詞は活用されてきた。

 

日本で歌詞を通じてなにか訴えるようになったのはだいたい1960年頃とされています。ちょうど学生運動などが活発な時期でした。学生が訴えるためのツールとして使われるようになったのをきっかけに歌には歌詞が付き物という習慣がついてきました。

 

外国はもうちょっと早くこの傾向は出てきていました。それを代表するのがブルースです。ブルースとは主にアメリカ黒人が悲しみを込めて歌われた歌のことを意味しますそして、ブルースはリズムを付けてR&Bとなったりなど、現代のさまざまな音楽に影響を与えてきました。

 

このように、クラシックなどの貴族が聴けるものから、徐々に一般人でも聴けるように変化してきました。

 

人気の高い曲かつ日本国内の曲に限って言えば、1970年頃から1980年頃の歌詞のイメージはとにかく暗い傾向が強かった。しかし、1990年になりネガティブよりもポジティブな言葉が増え始めました。例えば、「愛は勝つ」(1991年)や「innocent world」(1994年)、「LOVE LOVE LOVE」(1995年)です。

 

もちろんこのほかの曲でも比較的ポジティブな曲が多かったのが1990年代でした。しかし、1年だけネガティブの傾向が強い時期がありました。その年が1992年頃でした。経済面でいうとバブル崩壊、失業率の上昇、地下鉄サリン事件などがありました。このように経済によって歌詞が変化している可能性は少なからずあります。

 

そして、このネガティブな流れを変えるべく登場した歌手が安室奈美恵さんや宇多田ヒカルさんでした。この後にはSPEED、モーニング娘など若い歌手が登場してきたことによって、明るくポジティブな歌詞の傾向が強くなっていきました。1997年の「今年の漢字」では、「倒」でした。この年にヒットした曲は、「CAN YOU CELEBRATE?(安室奈美恵)」でした。コード進行などは置いておき、歌詞に注目してみるとポジティブな歌詞とネガティブな歌詞がちょうど半々になっており、転換期のともいえるようなじきでした。

 

そして、1997年以降、多くの曲の歌詞はポジティブな歌詞になっていることからこの推測はあながち検討外れではなさそうです。

 

また、最近の傾向では、メロディーに重点を置くことが多くなっているので、そこについても調べていこう思っています。。。